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それから2、3ヶ月経ったある日
仕事から帰ると、
母が話をしてきた
『おばあちゃんの脳に腫瘍が見つかった。このままだと余命は3ヶ月。手術をしても余命は一年だと言われた。』
と説明された。
おばあちゃんは小さい病院に行って検査を受けたが、すぐに大きい病院に移されたそうだ。
即日入院だ。
テレビのドラマでは、親類の余命宣告を聞いたら泣き叫んでいるが
実際は信じられなくて、嫌に冷静になってしまう。
何かの間違いじゃないか。
あんなに元気そうなのに
母が思わず涙を流すと、私も信じたくないが現実なんだと確信して一緒に泣いた。
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