18人が本棚に入れています
本棚に追加
/105ページ
夢
光が眩しくて目を閉じた
夢が浅く意識を彷徨っていたが
それもすぐに消えて
跡形も無くなった
どんな夢だっただろう
楽しい夢だったか
悲しい夢だったか
それはやはり夢だから
思い出す事が出来なくて
胸に痛みが残っても
とても記憶は儚くて
残像の様に消えた夢と一緒に
暫くして胸の痛みも消えた
光が眩しくて何も見えない
このまま目を閉じていたら
また夢を見るだろうか
アナタに逢えるだろうか
そう思うと眼が痛くて
涙が一筋
音も無く落ちていった
最初のコメントを投稿しよう!