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夜の街並に歩き疲れた僕がいた 人の感情にのまれていつも考える 自分のことを考えてと周りから言われるが うまくいかない  翼を失った僕に残された道は周りを幸せにすることで満たされる 自分が幸せじゃないのに人の幸せ願うのは偽善者なのでしょうか?と頭の中で問い掛ける  みんなで集まり楽しく騒いでいても 余計なことばかり気にする自分がいた 口ではどうでもいいと言ってはいるけど 切り離すことができない  僕の翼をしりませんか? 羽を拾い集めても翼が戻らない これでいいのだと思いながら みんなを見守る笑顔でいればすべてがうまくいく 毎日が楽しければもう なにもいらないよ 今を生きることが精一杯のあの人への罪滅ぼしなんだと 自分に言い聞かせている
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