K―2

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Marchから始まった繋がり 初めて見たときはとても同い年には見えなかったね僕達には珍しい 爽やかな性格と顔立ち なんだか弟みたいで憎めないやつだった  けれども君は忘れられない過去をまだ 引きずって2年の長い月日を振り返る 泣きじゃくっていた時も合ったが今は……  強く生きても人は1人じゃ生きていけないからいつでも話を聞いてやる そんな言葉をかけてやることしか僕にはできなかった 腑甲斐ない僕を許しておくれ  毎月 銭湯に行っては彼の話を聞いてる 僕は出来る限りの言葉を投げ掛ける  彼から好きな人ができましたと報告があったのは彼と出会って半年ほどたっていた 時がたつにつれて上手く言ってる話をする彼の笑顔は生き生きしてた 強く生きても人は1人じゃ生きていけないから大切な人と一緒に歩んでいけ 背中ならいつでも押してやるから 二人でのりきって幸せの日々を掴んで これからも幸せでいてください
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