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吐く息が白く見えて寒くなったと感じた 冬の訪れを肌で受けとめて 追い掛けたあの時を思い出す
あの頃はがむしゃらに突き進むことしかできなかった後ろを振り返る余裕さえもないくらい前ばかり見てた
雪の降る季節は凍える手をそっと僕のポケットに君は手を入れてきて暖かいねと頬を赤く染めて呟いた 君の手は僕の手よりすごく小さくてそれでも僕の手を暖めてくれたね
あの時から人を本気で好きになって君を愛しいといつまでも離さない離したくない この幸せがいつまでも続いたらいいよねと語り明かした
雪の降る季節に君と出会い僕を大きく成長させてくれた君は僕から離れてく空の上まで昇っていく君を見つめて叫び続けた 彼女を返せと声が枯れるくらいただ叫び続け 聞こえたんだ君の声が少しの間だったけど生まれてきて一番に幸せだったよありがとう
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