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その頃黒金は…
「ハァハァ…」
走っていた…
黒金「ちきしょ~遅刻じゃねーかハァハァ…」
顔からは汗が流れていた…
「ちきしょ~!!こうなったら近道だ!!」
そう言うと、黒金は小さな路地に入った…
「後、5分かぁ~ダッシュで、ギリギリだなぁ…」
そして、大通りに出て後2分で、着きそうなところで…
ガシャーン!!
黒金「ギャッ!!」
?「キャっ!!」
黒金は、後から来てる自転車に気付かず背中にモロに食らった…
黒金「背中が背中が…!!」
?「だっ大丈夫ですか!?」
「大丈夫なわけないだろ!!」
(マジ痛い!!痛すぎて涙出そう!!)
?「すっすいません!!私急いでるんで!!」
って言うとぶつかった相手は自転車に股がり走って行った…
黒金は、その後ろ姿を見ていた…
「あの制服、内の高校じゃねーか…」
って呟きながら服を払いながらケータイの時計を見た…
「8時32分…ハァ~また遅刻かぁ~歌矢に説教決定だな…」
その頃歌矢は
キーンコーンカーンコーン…
歌矢「黒ちゃん、また遅刻かぁ~」
教室の窓の外を見ながら呟いた…
教室に先生が入って来た…
「ハ~イ今からホームルーム始めんぞ~」
ドヤドヤガチャガチャ
教室の生徒が全員座ったことを確認すると…
先生「黒金のやつま~た遅刻かぁ~兄貴の白銀は、来ているのになぁ~、なぁ白銀」
白銀「あはは…」
白銀は苦笑した…
先生「え~では、転校生を紹介する」
クラス全員が騒ぎだした
女子生徒「男子ですか!?」
先生「ん?女子だ」
男子生徒「かわいいッスか!?」
先生「自分の目で、確かめろじゃあ入って来てくれるか?」
ガラガラ
先生「今日から、内のクラスメートになった…」
?「如月 桜(きさらぎ さくら)です。よろしくお願いします。」
先生「じゃあそこの窓側の席座って」
桜「はい」
歌矢「ちょっと待って下さい先生!!」
いきなり歌矢が立ち上がった…
先生「ん?何だ?」
歌矢「そこの席は、三谷君の席です!!」
先生「あ~でもアイツは遅刻するときは、昼過ぎにに来るだろ。」
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