咎色十字/Crime Color Cross

――それは罪と罰の二重奏。   輝くような黄金の過ち。

堕花あきと

ファンタジー 休載中
7分 (3,879文字)

10 0

あらすじ

 肉の裁断される音で目が覚めた。    氷点下の溶鉱炉に融けていく。  意識がとろとろと流出し、代わりに痛みという名の水銀が我先にと雪崩れ込む。  末端より四肢を脱け出し、脊髄に至り、ようやく脳髄に

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