僕の天使

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徹「知ってる。おまえ寝言でごめんね、って言ってたもん。」 瑛奈「だって、もうすぐ死んじゃう彼女を花嫁さんになんてしたくないでしょ?」 徹「瑛奈以外の女となんて結婚したくないょ。だから、もし瑛奈がィィって言うなら、プロポーズするょ。今じゃないけど笑」 瑛奈「今じゃないの~。」 そんな話を笑いながらしていたのが、こんなに幸せなことだったなんて…この日、プロポーズしなかったのを後悔したのは、つい一週間前だった。 ところで、一応自己紹介。僕は小平徹(こひらとおる)、高校二年生。サッカー部でFWしてる。 で、彼女は平内瑛奈(ひらうちえな)。同じく高校二年生。バンドのヴォーカルしてる。実は、小学生の頃からずっと同じクラスって言う運命的な幼なじみ。 …なのに、全然瑛奈のこと分かってなかったんだなぁ。だから、あんなことに…
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