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お互いに気になっているのに何も進展がない。
私は行動派ではなかったし、恥ずかしがり屋だった。
一ヶ月も過ぎた頃、ある問題から、うちの会社が現場の出入りが禁止になった↓
最後の日、その日はなぜか彼に会えなかった。
きっとそんなもん。縁がなかったんだ。
そう諦めかけてた時、初めて声をかけられたときみたいに、後ろから彼が走ってきた!!
「お姉ちゃん、番号教えてください!!」
恥ずかしいんだけどね、あの時、ちょっとだけ運命を感じたんだよ。
同じ気持ちでいたこと、一瞬の時間に賭けてくれた事。
私も言いたかった
「ありがとう」
って。
初めて話した時のその言葉を…
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