第五章:マイペース★何でも相談部

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放課後。 「マイペース★何でも相談部」の部室の前で、つっ立っている少年が一人。 茜だ!! どうやら、入っていいのか、否か、悩んでいるらしい。そのことに気付いた優希が、部室のドアを開ける。 すると、部員全員が、 「我らの部へようこそ」 とどこかの喫茶店でお客を招き入れるような感じで茜に言った。 茜は、少々、驚いているようだが…………… 「あっくん、こいつらが、この部の部員。左から、水無准、飛鳥龍二、空道良平。そして、お馴染み、春水優希。で、今回、部室に来てもらったのは、スカウトってことなんだけど………」 と少し、茜の様子を伺いながら、優希は話す。 そんな優希に対し、茜は 「わかっとりますって!!約束やからな!!」 と笑顔で応えた。 そんな茜を見て、優希は、少し、ほっとしたようだった。 そして、ここから"本題に入る"ということで、優希に代わり、良平が 「どうも、空道良平です。以後、お見知りおきを!!では、本題に入らせてもらいます。あ、そうそう、市原君については、優希から聞いてますんで、ご安心を♪で、まず、この部の活動内容ですが…………」 と話し出した。それを茜は、メモを取りながら聞いていた。
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