第五章:マイペース★何でも相談部

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茜と優希の二人は、家が近所ということもあって、一緒に帰っている。 「一緒に帰るなんて、久々だよね、あっくん」 「せやなぁ………三年ぶりぐらいかなぁ」 などと同窓会帰るりのような会話をしながら歩く。 そんな中、茜が 「せやせや、この紙に書いてある、図の"トラップ"って何やの?あと、わいと優希が突入隊って、どういうこと?あとのお三方は??」 と優希に疑問点をぶつけてくる。 それに対し、優希は 「その"トラップ"ってのは、准が…まぁ、俺っちらが仕掛けてるやつだから、引っ掛からないようにって忠告。んで、一応、全員で乗り込むんだけど、一人一人、得意分野とか違うし、持ち場も決めてあるから、お目当ての品物を持ち帰ってくる人のことを突入隊って呼ぶことにしてあるんだよ!!持ち場については、二枚目に書いてあるはずだよ!!」 とスラスラと答えた。 すると茜は 「なるほどな!!」 と言ったので、どうやら分かったらしい。 [優希の説明がわかりやすいかどうかは、よくわからないが………] その後、この話しを終えると、二人は別れ、各自の家へと帰っていった。 その夜、優希は頭の中で、突入のシュミレーションをしていた。 「あーなって………こーやって………」 と独り言を呟いている。 そして 「よっしゃぁあ!!!」 と拳を突き上げながら言い、気合いを入れたまま、ベッドに横になる。 『明日も、うまくいきますように………………』 そして、長い眠りについたのであった。
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