白い紙

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白い紙

それから、大輝とユキの生活が始まった! 大輝は生活の為にアルバイトを始めた。 しかし、どれも上手くいかず毎日、落ち込んで帰って来た大輝にユキはそっと、白い紙を手渡した。 『これに願いを書いて、燃やすの!』 『そうすると叶うよ!』 『ただ…』 そう言ってユキはうつむいた… 『ただ?何?』 大輝はユキの顔を覗きこんだ。 『…ただ、一つの願いを叶えるためにあなたの大切な者が犠牲になるの…』 大輝は驚きの余り声がでなかった。 『最後の一枚はあなたの命を犠牲にしなければならないの…』
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