前書き

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Side-A       寒い季節の中を 僕はただ歩いていく 失った君の影探すけど 見つけられなかった   終わりが来る事 最初から知っていた そんな2人だから 魅かれてしまったのかもしれない   無邪気に笑い合えるだけで 幸せ感じた いつまでも続けばいいと どこかで僕は願ってた   叶えられなかった約束 あの時は本気だったなんて 聞き飽きた決まり台詞を 君も同じく言うのかな?   気が付けばキミの 澄み切ったその瞳と 忘れたと思ってた筈の 君の影が重なる   キミの表情、言動や仕草も 違うモノだけど 傍に近づく程に君を想い出すよ   あの日と同じ約束した キミとなら守れるのかな? 信じる事が怖いなんて 君と比べてるからだね   無邪気に笑い合えるだけで 幸せだったのに いつしか笑顔曇らせたのは きっと僕のせい   あの頃に戻りたいとか 今は思っていないなんて 強がって見せたりしたけど 本当は戻りたかった   叶えられなかった約束 もう一度する事が出来るのなら 最期まで守りたいよ 他は何も要らないから  
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