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「呼んだかな!?」
「おわぁっ!?」
いきなり、大千歳生徒会長がにゅっと現れた。
どこからわいて出たんだ…
「…会長、どうしたんですか?あと別に呼んでません」
「いやー、何かお困りのようだったからさ。時に二人とも!バイトをする気はないかい!?」
…バイト?
「文化祭のパンフレットの作成などを手伝ってくれたら、軽音楽部の部室を使わせてあげてもいいんだが」
…部室!
軽音楽部の部室は、あまり使わない西館にあって、もちろん防音もしっかりしてある。
そこならタダで、しかも他の人に見られずに練習が出来るだろう。
「やります!」
「決まりだね!じゃあ着いて来たまえ!」
やります、と言った時、会長がにやりと笑った気がするが、気のせいだ…と思い込もう。
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