ある晴れた日の、朝

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ある晴れた日の、朝

チュンチュン チチチチ 小鳥の、囀(さえ)ずり。 射し込む、日射し。 布団の中の、自信の体温で温まった、温もり。 その、温もりに包まれて、優しく、目を閉じる。 『あぁ・・・人は眠る事に幸せを感じるんだなぁ』 そんな事を、本気で思いながら再び、夢を見ようとする、男が一人。 そして、その眠りを妨げようとする、女が一人。 「陽ぉ~~司ぃ~~!!!!」 ダダダダダ!! バンッ! 激しく階段を駆け上がり、ドアを破壊するかの如く、開ける。 そして・・・ 「とぉ~うっ☆」 宙高く舞い上がり、そのまま、夢見心地の男目掛けて、ライ○"ーキック一直線!! 『!?』 殺気を感じ、間一髪避け・・・ られる筈もなかった。 ライ○"ーキックは、男の顔面の真ん中に見事、クリーンヒット!!! グシャッ!!!
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