間話【2】

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「……………」 チキチキチキチキ… ああっ!無言で凶器を出さないで! 「なんですかこれは。突っ込み所多すぎですよ。 大体どこが秋がテーマの話なんですか。今の季節は秋だった。とか言えば秋になると思ったら大間違いですよ」 それはこれから… 「てか、変態主人公がボコボコに殴られて漏らしただけじゃないですか!何が命の大切さですか!」 決して漏らしてなどいない! 「ノンフィクションとか書いてましたけど、本当だったら思いっきり引きますよ、これ」 だから言っただろう。 等身大の我が輩を見てくれと。 「等身大はいいから、人として最低限隠すべき所は隠しましょうね。 隠せないから変態って呼ばれるんですよ?変態先生」 ひどくない? 「大体奈美なんて名前、どこにも紹介されてないじゃないですか。 これはどういう事ですか?」 それは主人公が綿密な下調べの末に… 「だからストーカーじゃないですか。 変態でストーカーじゃ存在する価値もありませんね、何で産まれて来ちゃったんですか?」 待て待て、我が輩を変態と呼ぶのは続きを読んでからにしてくれ。 「次はありませんからね?」 ああ、大丈夫だ。 「…どれどれ」
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