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「………………」
チキチキチキチキ…
「思い残す事があったら5秒以内なら聞いてあげます」
ちょっとちょっと花子君!
どうしたんだいきなりっ!!
しかも短すぎっ!?
「先生の腐り切った人生なんか、5秒もあれば100回は語れます。
いいからここで死んで下さい。
本当にお願いします」
な、なんだい股から棒に!
「藪です。
もう本当に死んで下さい」
どうしたんだ!落ち着いて訳を話してくれ!
「なにがラブラブカップル1枚ですか。調子こいてんじゃないですよ。バリアフリーコースターってなんですか。適当こいてんじゃないですよ。誰が空前絶後のイケメンですか。ブルドッグみたいな顔の癖して。なんで主人公と医者がいきなりベッドインなんですか。医者は意味分からない方言使い出すし。
…以上を持って、先生にはドラム缶で行く深海の旅へご招待致します」
いやいやいやいやっ!
行きたくないからっ!
深海興味無いからっ!
間違え無く片道旅行になりそうだからっ!
「海なら食料には事欠きませんよ。
さあ、出発してください。
私は陸から笑顔で見ています」
待て待て待て待てっ!
殺すならせめて最後まで読んでからにしてくれっ!
「読む価値もありません。大体どこが秋の作品ですか。
最後に秋入れればいいってもんじゃ無いですよ?」
次だっ!次に秋ならではの感動的なイベントがあるんだ!
そこまでは読んでくれ!
きっと君は泣くから!
「もう既に泣きそうですが…別の意味で。
…仕方ありませんね。続きを読んであげるとしますか」
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