領土分配

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3ヶ月程たった。  その間に足利義昭が将軍の新室町幕府再興、秀吉の領土だった播磨にまで進出した毛利氏、そして旧武田領まで支配した徳川家。  織田家の領土も京周辺は幕府に取られ、新しい当主になるはずの信雄、信孝兄弟も折り合いが悪く、それに呆れた柴田勝家は独立し、信長という大黒柱を無くした織田家は空中分解したのである。  ちなみに信孝は美濃、尾張の二国。  信雄は伊勢、志摩、伊賀の三國を支配している。  勝家は越前、加賀、能登、越中を持っている。  そして蒲生氏郷ら信長を救出した者たちは近江一国にとどまった。
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