第一話『一輪の華』

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注文した品が届いた 角さんの目の前には ミルクが13杯 ピラミッドのように重ねてある 4段と3杯だ 角さんはそれを飲み干してゆく 由紀さんはカフェオレを飲んでぷはぁっと息をつく 由紀「とりあえず君…」 君って呼ばれるのはなんか微妙だから 雄「雄でいいよ」 うんそうだ 俺は雄だからな 由紀「じゃあ…雄…私と付き合って」 角さんが12杯目のミルクを吹き出した 雄「えっと…なんつうか良いけどさ…会ったばかりだよ?」 その通りだと頷く角さん 由紀「そんなの関係ないわ…好きになってわるい?」 雄「わかった…ならよろしくな」 とりあえず微笑んでおく 由紀「こちらこそ」 こうして俺達は付き合い始めた
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