第一話『一輪の華』

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俺の名前は葉山 雄 青春の一ページを現在進行型でドス黒く塗り潰している 高校二年生だ 何故塗り潰しているかって? 俺も知りたい 暗黒な自問自答をしていると 背後より嫌悪感を感じた 祐樹「待ってくれよぉ…雄…」 息を切らしながら走ってくる 悪友の 安田祐樹 こいつはこいつには釣り合わないがとてもかわいらしい女性と付き合っている 雄「なんだよ?」 振り返り答える 祐樹「なんだよはねぇだろぉ?待ち合わせしたんだから待っててくれよ…」 苦笑いしつつ言う祐樹に俺は某有名占い師の太木数子さんのようにズバりといってやった 雄「俺は女の為なら餓死するまで待つが男の為なら迷わずパンを買いに行く」 ちなみに俺の今日の朝ご飯は近くのコンビニで買ったキャラクターシールつきのパンだ もちろんキャラクターのシールは小学生の男子の目の前で破いた
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