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とりあえず学校は終わった
さぁて帰るか
祐樹は部活らしい
うるさくないのはいいがなんかつまらないなぁ
とりあえずのんびりと遠回りして帰るかな
自慢じゃないが俺の趣味は散歩でな
どうでもいいか
ふと歩いてると前には
不良三人が女の子を囲んでいた
普通の人間ならばここで助けにいくだろうが
俺はビビりだ
正真正銘のビビりだ
モヒカン「ちょっと遊ぼうよぉ?いいだろ?」
身長より長そうなモヒカンの男が言った
ヤンキー「君高校生?うはっいいねぇ」
何がいいのかイマイチわからないが
可愛さなら確かにいい
リーゼント「なに黙ってんの?」
リーダーっぽいリーゼントが言った
リーゼント長いな…
少女「うるさいわね!あんたみたいなチンピラなんか呼んでないから」
三人が激怒した
ヤンキー「この女ぁ!」
ヤンキーが手を振り上げた
俺は気付けばその拳を顔面に頂戴していた
いい男ッなら
「俺が相手だ…三流の小悪党共…トウッ」
となるはずが俺は違った
「てめえら俺の女に手出したのわかってんの?」といいたかったのだが
「てめえら女の俺にてめえら出してんのわかってつるんぽ?」
なんか激しく噛んだ
つるんぽってなんだよ…
ヤンキー「はぁ!?やってやんよ」
ヤンキーがファインティングポーズを取る
俺は咄嗟に白鳥のポーズをとる
ヤンキー「ふんっ!」
アッパーが来た
俺はそれに対して北斗の拳並の早業を繰り出した
雄「ホチョチョチョチョ トォサッス!」
訳解らない
しかもトォサッス以外当たってない
トォッサスはただの蹴りだ技の名前でもない
ヤンキー「てめぇ!」
俺の胸倉をつかんできた
はずだった
ベキベキ
骨が砕ける様な音と共に俺の眼前には
男が立っていた
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