悲劇

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桜は、まさかと思い、急いで血のにおいがする方向に走った。 走りながら父と母に思念で呼びかけるがいっこうに返事がない 桜「やっぱりお父さんとお母さんは…。」 もう桜の胸は不安と苦しみではちきれそうだった。 目から溢れる涙は、もういっこうに止まる様子はない 桜「お父さん、お母さんお願い生きてて。」 桜はもうすがるような思いで、少しの可能性にかけた。 しかし、やはり神は味方してくれなかった。
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