作業の流れ

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作業の流れ

朝は6:30までに出社して自分の車を指定の場所に着ける。   俺は下請けで、自分で黒ナンバーの箱型の軽自動車、通称ケッパコ(軽箱)を持ち込んでいたので、ケッパコの後部ドアを開けてバックで着ける。   社員のドライバーはもっと早くに来て、トラックへの積み込みをしている。   朝はハッキリ言って戦場だ。   午前指定の荷物もあるし、大型トラックが荷物をパンパンに積んでやって来る。   そのトラックからラインで荷物を流し、流れている荷物の 荷札を見て仕分けをする。   商業荷物、個人荷物、カタログ、メール便、大きく分ければこれぐらいだが、荷物と言ってもダンボールで送られたり、封筒に入った小さな物もある。   それらをバイトの人達が夜中0:00から朝8:30まで必死に分けている。   俺達も前日の代引きのお金を入金したらまずは仕分けに入る。   ある程度は分けられているがそれでもかなり他の宅配コースの荷物が混ざっているから、一つ一つ確認して分ける。   そしてこれからが大変なんです。   なにがって…   みんな切れてるんですよ……   バイト、社員、店長、業者、個人業者、男女問わずに… そこにいるみんなが忙しすぎてテンパってるから   一般の知らない人が見たら引くくらいに…
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