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美奈はそのお茶を手にレジに行った。
「ありがとうございまーす。100円です」
満面の笑みで接客する女性店員はとても可愛らしい女の子だった。
「お客様、これの効果があるのは"彼氏"だけです。ご注意下さいね」
「は、はい…」
「ありがとうございます。またお越し下さい」
やっぱり店員は最後まで笑顔だった。
不思議なお店だったなぁ…
いつの間にか美奈の心の雨も止んでいた。
帰宅した美奈は購入してきたお茶を冷蔵庫の中に入れてベッドに潜り込んだ。
明日にでも隆明さんにちゃんと聞いてみよ…
少しスッキリした気分で眠りに就いた。
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