6。おやじ…。

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お父さんの世話で 私は 仕事をしながら 病院に通うのが 苦に なっていた。 新しい病院の担当医が 薬の件と治療計画で私と話をしたいと言っていると 父が言った。 もう❗またかよ❗ こっちも何時に 来るかわからへんし… しんどいねん💦 など思いつつも 私が話を聞かなければならないので 時間を作り 後日、話をすることになった…。 無菌室は せかちゅうで でてきたみたいに ビニールではなく… 本気でしぬほど隔離されており 窓ガラス のむこうに 父は いた。 顔は 見えるが 電話で 会話をする。 着替えのパンツ シャツ すべて 衣類もすべて殺菌消毒真空パックをするために ナース達に預ける。 もちろん食欲など あるわけもなく… 差し入れは たこ焼きなんて とんでもない話〓 缶詰めのみでした。 缶詰めは 無菌なんだそうだ。 ばい菌が入る隙間もない…。 さすがは 缶詰め はじめて 見直した!尊敬した!抱き締めた!胸が苦しくなった! 缶詰めというのは 明治36年……缶田みつるという男がはじめて…作って…あ💦 缶詰めの話をしてる場合ではない💦💦💦💦
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