プロローグ

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やがて弱そうな男は狭い路地裏に追い詰められた。 ?「さぁ、どうしますか?もう逃げ道はありませんけど」 中性的な顔立ちをした綺麗な男は、クスッと笑いながら鞘から刀を抜く。 弱そうな男は自分の後ろが壁である事を確認し、直ぐに跪き地面に手をつけた。 男「悪い!!俺が悪かった!!だから見逃してくれ、沖田さんよぉ……」 そのまま土下座をして沖田と呼ばれた黒髪の男に許しを請う。 しかし、沖田は無情にもその男に一歩、また一歩と近付いて行った。 .
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