神様裁判官

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永遠に 続くと信じてた 恋は もろくも崩れました だから 僕は強くなれたよ 今は 素直にありがとう だけどね…   僕はただ 一人が嫌で 君も同じだったね 気が付けば 二人の距離は 近付いてたね     淋しくて… 淋しくて… 二人はすぐ寄り添って くちづけて… 抱きしめて… 二人は恋に堕ちてたね   「愛してる」その言葉ひとつで 僕の すべては溶けてゆくよ 白い シーツにくるまった 君が 笑顔でささやいた   「いつまでも側にいてね♥」 「いつまでも側にいるよ♥」 こんな二人なら いつまでも 離れることはないでしょう   時間が過ぎ 二人は恋に 慣れすぎていたのかな? ふと君が 涙を流し 罪を話した   なんでなの? なんでなの? 僕だけじゃ淋しかったの?   許せない… 許せない… 二人の愛がほどけた     泣いている 君を見つめながら 僕は 心で泣いていた でもね 今なら解るから 君が 僕を愛していた事
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