立花定食屋物語

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「立花定食屋」と書かれた暖簾を涼太は掛けた 「店員………暖簾掛けましたよ」 「あぁ……」 「何店長だけ悠長に新聞読んでるんすか」 「………優雅だろ」 親指をグッと立てる 「スポーツ新聞のどこが優雅なんですか?」 「素敵じゃないか!人妻」 「黙れ」 ガラガラッ 古い引き戸が開かれる 「おや、外人さん」 「いらっしゃいませでしょ店長」 「うっ………」 明らかに顔色が悪い 「どっか具合が………」 ふらぁ………バタン 「倒れたな」 「ですね………じゃねぇだろ!!!!!!!」 「大丈夫ですか」 涼太は走って倒れた外人に向かう
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