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高賀『いやー……それにしても上条って意外と美人だったなぁ…。なんか得した気分だ。』
高賀はクラス全員が知らない自分だけが知っている彩の秘密を知って浮かれていた。
まぁ……転校生の面倒見てるんだからこれぐらい利益がないとな!
上機嫌で帰る高賀だが……その時高賀の後ろには人影がいることに気付かなかった……。
彩「あぁ、私はなんでこんなことをしてるんだろう……。でも近い場所なら一度見てみたいし……。一緒に登校出来たら良いな……なんて…。」
……それは高賀の家の場所が気になり、高賀の後を着いて来た彩だった。
しばらく歩いていると…………。
?「あ!高賀~!」
高賀『ん?朋子か?』
朋子「へへっ!今帰り?一緒に帰ろ!」
朋子は高賀の腕を組み、これでもかと言うくらい体を密着させて来た!
高賀『………!』
彩「………!」
高賀「お、おい……恥ずかしいからやめてくれないか……?」
ていうか……胸の間に腕持って行かないでくれ!。
朋子「えー!だってぇ~…高賀とはあんまり一緒にいれることがないからさぁ……しっかり誘惑しとかないとねえ~……。これ、光から教わった男を落とすテクニック!」
高賀『うっ……光から?……し、仕方ないなぁ…。』
彩「…………。」
高松君とあんなに引っ付いてる……。もしかしてあの人が付き合ってるって言う……?
とりあえず高松君の家まで見に行ったら帰ろうかな…。
あんまり見てるとちょっと心が折れそう……。
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