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朋子「ちっ…千夏ちゃん!?」
な、なんで……?
夢……じゃないよね?
高賀『千夏……お前何やってんだ?』
朋子「ねえ高賀!ウチは千夏ちゃんじゃないよ!朋子だよ!」
高賀『よ、寄るな!また何かする気だろ……?勉強のやり過ぎで頭おかしくったか?……帰ったら病院行って来いよ?』
朋子「ちがっ……!嘘じゃないよ!」
高賀『…冗談だよ冗談。千夏、いつまでも遊んでると遅刻――って、おい!もう8時じゃねーか!?………遅刻だぁああ!』
朋子「あっ!ま、待って!」
朋子の言葉を聞かず高賀は階段を降りて行った……。
朋子「待ってってばー!」
そして朋子も高賀を追うように階段を降りた!
高賀『おい、千夏!起こし方はともかくもっと早く起こしてくれよ!』
朋子「だから…!高賀!ウチは朋子だって…」
高賀『ふざけてないで学校行く準備しろ!遅刻するぞ!』
そう言うと高賀は朋子に向かって制服を投げる。
高賀『じゃあ、俺先行くから戸締まりちゃんとしろよ!』
朋子「ちょ…待っ――」
バタン…!
行っちゃった……。
朋子「と…とりあえず着替えて千夏ちゃんの学校に……。っと……その前に朝ご飯……!」
朋子は朝食をぺろりとたいらげ準備すると学校へ向かった!
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