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うーん……とは言うものの…やっぱりそう簡単に信じる事は出来ない。
たが、もし上条の言う事が本当なら今日の上条の行動にも納得が行く……。だが、余りにも非現実的過ぎる…。
高賀『と、とりあえず……この話はまた後日に……。』
千夏「うー…やっぱり信じてないんだ……。……グスン…。」
や、やばいっ!なんか上条が今にもは泣き出しそうだぞ!?
高賀『あーわかったわかった!し、信じるから泣くな!』
まさか泣くとは思わなかった……。
だが、もし仮にこの話が事実だったら……?
朝に千夏が自分のことを朋子と言っていた…。
それで今、上条が千夏と言った……それならもしかして朋子の中身が上条になったとでも言うのか?まさかそんなわけが……。
まぁ、朋子に聞いて見ればはっきりするな……。
よし、調べてみよう。今日の帰りに朋子に会ってみるか…。
高賀『よし、ちょっと調べてみるよ。ち、千夏…は学校終わったら俺の家で待っててくれないか……?』
千夏「うん、いいけどお兄ちゃんは?一緒に帰らないの?」
高賀『ちょっと確かめたいことがあってな……。とりあえず家で待っててくれ!』
千夏「わかったぁ……。」
上条の姿の千夏はどこか寂し気な表情をしたが気にしちゃいけない……。
上条は引越ししてきたばっかだしきっと俺の家は知らないハズだし…、近くの女子校で朋子(上条?)が出て来るまで待って見るか……。
高賀『じゃあそろそろ教室に戻ろうか。』
千夏「うん~。」
俺は上条(千夏?)と共に屋上を後にした……。
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