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教室へ戻る前に……。
彩「あの……高松君……。」
高賀『ん?まだ何か見てない所あった?』
彩「ううん、そうじゃなくて……。え、えっと…その……明日、良ければ一緒に帰らない……かな?その……私まだここら辺の事よくわからなくて……。さっきの話だと高松君、私と家結構近いみたいだから……。」
まぁ、確かにさっき上条の家が近いのは言ったが…明日…?
今日じゃないのか?
……何かする事でもあるのだろうか?
彩「えっと……今日は天瀬さんや松島さんに呼ばれてて遅くなりそうだから……。」
あぁ……なるほど。
だから明日か……。
高賀『俺は別に良いけど…友達もいるぞ?それでもいいなら俺は良いよ。』
彩「う…うん、全然いいよ!」
そんな風に一緒に帰る約束をして俺達は教室へ戻った。
教室へ戻ると待ってましたと言わんばかり正博が話し掛けてきた!
正博「おい高賀!お前…朋子ちゃんと言うものがありながら……!」
高賀『何勘違いしてんだお前………。』
まぁ、言うことは大体わかっていた…。
俺は正博の話を適当に返事をしていると残り昼休みが終わってしまった……。
彩「………。」
彩は正博と話し合う高賀を見つめていた。
高松君みたいな人初めてだったなぁ……。
あんな風にお喋りしたの初めてだったし……。
もうちょっと……仲良くなりたい……かな…。
そんな事を考え彩は高賀を眺めていた。
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