退屈な日常

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『「町」だと?そんな大それたもの、所有できるはずがないだろう!』 「いいえ。我が社は「町」を1つ所有しているんですよ。それだけの財力を、僕は持っているんです。」 『なに?!』 「…貴方は我が社の実力を知らない。いま私はフューチャーコーポレーション社と1、2を争っているんです。」 『なっ!』 フューチャーコーポレーション社。 その名前は知らない人がいない位有名な会社だ。 そんな会社を相手に争っているんだから、相手が驚くのも無理はない。 『だ、だがお前の会社は我が社より下のはず…』 「表向きは、です。」 『そ、そんなこと信じられるわけないだろ!デタラメだ!』
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