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「…お前の前でくらい……いいだろ…?」
アルジャーノンがチャドから目を反らし、頬を軽く染めて言った。
アルジャーノンとチャドの関係は幼馴染み。少し前まで兄弟の様なものだった。
そのため、アルジャーノンは随分とチャドを信頼している。
しかもチャドはパルティアコーポレーション社お抱えの医者で、アルジャーノンの健康を管理するためよく顔を合わせている。
チャドは、アルジャーノンが気がねなく話せる数少ない人物なのだ。
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