異色の人達

5/9

5064人が本棚に入れています
本棚に追加
/210ページ
『…気持ち悪い気持ち悪いって…!俺からしたらお前達の方がよっぽど気持ち悪いよ!………チャド!こんな奴らほっといてどっか行こうぜ!』 『えっ、ちょ、待ってよアルジャーノン君!』 グイとチャドの腕を引っ張って輪の中から抜け出そうとする。 すると、それを阻止する手が現れた。   『おい。逃げんのか?』 『……』 そのグループのリーダーである男の子がアルジャーノンを挑発した。 『逃げる』という言葉に反応して相手を睨み付ける。 『アルジャーノン君。のっちゃ駄目だ。』 チャドが警告をしてもアルジャーノンの目から鋭さが抜けない。
/210ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5064人が本棚に入れています
本棚に追加