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『…気持ち悪い気持ち悪いって…!俺からしたらお前達の方がよっぽど気持ち悪いよ!………チャド!こんな奴らほっといてどっか行こうぜ!』
『えっ、ちょ、待ってよアルジャーノン君!』
グイとチャドの腕を引っ張って輪の中から抜け出そうとする。
すると、それを阻止する手が現れた。
『おい。逃げんのか?』
『……』
そのグループのリーダーである男の子がアルジャーノンを挑発した。
『逃げる』という言葉に反応して相手を睨み付ける。
『アルジャーノン君。のっちゃ駄目だ。』
チャドが警告をしてもアルジャーノンの目から鋭さが抜けない。
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