異色の人達

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これにはその場にいた全員が目を丸くした。 『…いや、俺達も悪かったし…』 ぼぅっとしながらスッと手を伸ばす。 『?』 『仲直り…』 照れ臭いのだろう。赤くなっている男の子の手をしっかりと握り返したアルジャーノンだった。 ・ ・ ・ この頃からアルジャーノンとチャドの性格が変わり始める。 その変化はチャドの方に色濃く現れるが周りは気付いてはいなかった。   彼はアルジャーノン、ただ一人を独占したいと思いはじめたのである。
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