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「じゃ、早速始めるか。」
そう言うが早いかストンとパソコンの前に座った。
デスクから大量のケーブルを取りだし、パソコンとその他部屋のあちこちにある膨大な数の穴にひとつひとつ差し込んでいる。
「ねぇアルジャーノンく…」
「しっ!黙って!」
あわてて口を塞ぐチャド。
話しかけようとしても無駄に終わった。
「これがココ…で、これは………?忘れちゃったな…。」
まぁいいかとぼやいてそこら辺に突き刺す。
10分後、綺麗だった部屋はケーブルで溢れかえり、1台のパソコンに繋がっていた。
「…よし、完成だ!」
ものの10分で国をハッキングするための装置が出来上がってしまった。
アルジャーノンは昔から機械をイジルのが得意なのだ。
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