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5日目になって、俺は大変なことを思い出す。
そう、俺の種類は吸血鬼。少し前は血を無理矢理投与されていたが、もう少し前は森で狩った動物から吸っていた。
しかしここは大きな町。迂濶に、それも人間なんかに手を出すと追い出され兼ねないので、吸血する対称がなかなか見当たらない。
……どうするか…。
血を飲まないと意識が朦朧とするんだよな…。
かと言ってアルジャーノンにそこまで世話になりたくないし…。
(第一人間何て信用出来ないし。それに蛇の血なんか飲まされたら堪らない!)
…ムゥ…要らない事まで思い出してしまった…。
まぁいい。これから考えるとしよう。そろそろアイツらが部屋に来るころだ。
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