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「私も離れたくない!ずっと一緒にいて、旬や豊さんの笑顔を見ていたい!だけど……だけどね……もう私、いないのよ……。この世に留まり続けることはできないの……お願いだから分かって……!」
「だって……だってぇ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
父が抱き合う僕達を包み込む。
「旬、分かってあげてくれ、な?なにも、ここが嫌でいなくなるわけじゃないんだ。また、きっと会えるから。なぁ美香子?」
「そうね……何十年後か、旬が大人になって、結婚して、子供を作って……悲しみを乗り越えた分、これからは幸せがたくさん待っているわ。それを全部味わい終わったら、きっと会える……。待ってるから……ね……?」
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