惨劇

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ガラガラガラっ 家庭科室のドアが開いた、 すっ 和音が引き出しから包丁を取った 家庭科室は生ゴミの臭いとキツい香水と緊張感ただよっていた 和音が包丁をしっかり握った 「だめぇっ」 私は和音の前に行った 「菜月っ」 「死なないでよお願い」 「…………………………」 「…?」 「ふはははははっ」 「!!和音っ?」 「やっぱりきたよ思った通り」 「え?」 「ご心配なく私は自殺なんてしないわ」 「でもね」 そう言い和音は包丁をふった はらはらはらっ 私の髪の毛が舞った 「えっ?」 「私は悲しんでないわ、恨んでるの」 . . . . . . . ざくっ . . ぽたっ ぽたっ
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