3章 樹海

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気がついたら明るかった。 シンのことを考えていたらいつの間にか寝てしまったらしい。 「おはよ~セル起きるの遅いよ!シンより遅い!」 「あーすまんな。飯はどうした?」 「……ファーニが食べれそうな物を持って来て、それ食った」 樹海だから食べる物は探せばたくさんあるだろう。 …思えばファーニは何者なんだろうか? 野性児と聞いているが… 四つ足で走ったり、食べ物を探して来たり、木に登るのがはやかったり… …改めて考えて見ると動物同然じゃないか。 ファーニにもすごい過去があるんだろうな。  
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