3章 樹海

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すると木の上からファーニが落ちて来た。 「あゎゎゎ…!」 あまりにも驚いたので俺はどうすることもできなかったが、 シンはすぐにファーニの落下地点に走ってファーニをキャッチした。 「あ、ありがとう、シン…」 ファーニの声にはいつもの元気がなかった。 「どした?」 「ハハッ…落ちちゃった~☆」 あせりを必死に隠そうとファーニは笑顔で答える。 「何かあったんだろう?お前が落ちるくらい…」 シンは真面目な顔で聞き、ファーニの笑顔をなくす。 「実はね、爆発がセルの家と僕らの意外とすぐ近くでね…その近くで兵士の人が見えたからね、すぐに降りようと思ったら落ちちゃったんだ…。」 「ちっ…爆発させて道作って来たか…!?」 ガサガサ… 茂みで物音がした。 もう早追いついてきたというのか…!?  
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