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ある日の朝のことだった。
いつものようにみなと朝食を食べてた。
でも、いつもと違うことがあった。
みなの顔がやたらむくんでいたのだ。
それも数日続いてる。
おばあちゃんは心配して病院で見てもらうようにとお母さんに言った。
だからその日はアタシ一人で学校に行くことになった。
もともとアタシたち姉妹は身体が弱くてよく病院にかかっていた。
でも、たいして大きな病気はしたことなかったから、みなのことも全然心配してなかった。
顔がむくんでいただけなのに病院に行けだなんておばあちゃんは心配性だなと思った。
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