涼宮ﾊﾙﾋの喪失

プロローグ

こんな時期は布団から出たくない。外は凍てつくような寒さ。だが今日からは新学期。そう冬休みも終わりもうそんな時期が来たのだ。思えばこの一年。あの涼宮ハルヒに出会って大変な目にあった。まぁもっぱら俺だったが。十二月には長門が世界を作り替え大変な目にもあった。が色々あったが上手く切り抜けられたものだ。誰かに誉めてほしい。
「キョンくーん！起きてー！今日から新学期でしょ？」
いつものように妹に起こされ俺は支度をし学校へ向かった。この寒さ以上に凍りそうになる事件が待っているとも知らずに…。始めに言っておこう。あまり大したことではないがこの新学期はどこかがちがってしまった…。