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暗い暗い暗闇が続く
光が見えなければ頭がおかしくなりそうだ。
「クロエル、すっごく長くないか?」
「昔神が我々を救うために地下世界を作ったんだ。浅くてどうする。」
「聴覚おかしくなりそうだな。」
「後少しだ。」
二人は光の中へ飛び込んだ
「!なんだこの世界は…!」
「うひょー!すげぇ!」
空は青く雲が流れ何処までも続き大地には緑が埋め尽くしていた。
「綺麗だ……」
「あぁ…」
「さぁ任務に移るぞ。」
「あぁ。じゃあ当分会えないけどしっかりやれよ。」
「お前だろ、それは…」
「馬鹿にすんなっ!じゃあな。」
タジキはそういうと背中についていた大形機械を外し身軽になって飛んで行った。
「…日本か。」
クロエルも身軽になり日本の方向へと飛んだ。
「!これが海…!」
広い海原へと出てクロエルは感動を現した。
「本当に塩分が含まれている…素晴らしい!」
日本に向かって飛びながらクロエルは地上の素晴らしさを知り
そしてそれを奪ったヤツへの憎しみを深くした。
「許さん…許せるものかっ!」
クロエルはさらにスピードを上げた。
目指すは日本
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