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どうしよう…。
どうしよう…。
どうしよう□※#★@@★??→ナ▲マ#ハカ・アナ↓タ…。
こんなのチュー坊の手には負えないよぉぉ。
ボクも…新汰も…パニクって、オロオロするだけだった。
たどたどしい彼の告白に従って、三番目のドアを開けると、血まみれになった赤澤の姿があった。
死んでるのか、気絶してるのか、ピクリとも動かない…。
うわっ…うわぁっ…うわぁぁぁ…しっ死体?????
流れ出す赤黒い血が床を鮮やかな紅色に染める…。
だんだん冷静になりつつあるボクは、脅えて真っ青な顔色の新汰を守る手段を考え始めてた。
そろそろ、駅前は部活が終わった高校生で混雑しちゃう…。
ココもすぐに見つかる…。
おまわりさんを呼ぶ?
ダメっ!絶対ダメっ。ダメっ。ダメダメダメ…。
新汰を犯罪者にできないっ!
早くココから逃げなきゃぁ…。
★★★!
ふっ…と思いついたボクは、小刻みに震える掌でポケットから携帯をとりだした。
頼りにならないママや見知らぬ新汰の家族には電話なんてできない。
頼れる「オトナ」はこの世界にただひとり…。
サイトにつなげて、くり返し、くり返し、メールを送り続ける…。
お願いっ!
気づいてっ!
助けて……「K」っ!!
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