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弧門一樹の手には、エボルトラスターが確かに握られていた。人から人へ…受け継がれる光は、いまだ彼の元に存在していたのだ。スペースビーストの進行はいまだにやまない…
だが、ナイトレイダーと彼の持つ光があるからこそ、人々は安心して日々を過ごすことができるのだった…。
「ポイントC-3にビースト震動波確認」
現れた驚異、スペースビーストに対して、彼ら、ナイトレイダーは戦いを挑む。いつ終わるともしれぬ戦いを続けるのだ。
「CIC!作戦ポイントに到着」
ナイトレイダー隊長の和倉は、CICと呼ばれる作戦司令部のイラストレーター、吉良沢優にポイント到着の通信を送る。
「その周辺に、微弱ですがビースト震動波を探知しました。警戒しつつ、ビーストを洗滅してください。」
スペースビーストとは、宇宙より飛来した影、アンノウンハンドが作り出すモンスターの事である。スペースビーストから人々の平和を守る事こそ、ナイトレイダーの役目である。
「!!」
弧門は、突如現れたビーストにひるむことなくディバイトランチャーを発射。西条凪副隊長、平木詩織隊員も弧門の攻撃に続く。だが、そのビーストは早くも活動を停止、砂になって消えてしまう…。
『なんだったんだろう…』
弧門は疑問を残しつつ、退却しようとする。その時、地中から再びビーストが姿を現した!!
「各員、チェスターで攻撃!!」
和倉は、ナイトレイダーの戦闘マシン、クロムチェスターでビースト洗滅を命令した。
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