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悠人「あっ!神橋さん!」 神橋「オイッス!久しぶりだな悠人!!ってかその顔をどうした!?笑」 由加里に引っかかれ変わり果てた悠人を見て笑ったこの男。 神橋涼 金色に、赤のメッシュが入ったその派手な髪に似合わずとても人なつっこい。 その性格からか今年のインターハイ予選で戦った悠人とはすっかり顔馴染みだ。 悠人「お久しぶりです!相変わらずすごい髪っすね!てかそれ以上にあの垂れ幕すごいっすね!」 神橋「へへっ!すげーだろ!俺学校のスターだからなぁ!笑」 この人が神奈川NO1・・・・ 神橋を初めてこんなに間近で見る一年生達は悠人とまるで友達のように話す彼に違和感を覚えた。 そんな一年の視線を感じたのか神橋は 神橋「おぅ!君らは一年生か?よろしくな!」 そう言ってニコっと微笑みかけた。 「神橋~!!集合だぁ!!!」 グラウンドの方から他の部員に神橋は呼ばれた。 神橋「おおっと集合だ!💦あ,着替えとかはあそこの更衣室使ってくれ!そんじゃまた後で!」 そういって神橋は走り去っていった。 その後ろ姿を見て沢田は言った。 沢田「先輩・・・・俺,神橋さんみたいになるっす。」 その30秒後 悠人の独断で沢田は泣くことになる。
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