229人が本棚に入れています
本棚に追加
あれから私は優人の赤ちゃんを生んだ。
色々悩んだけどやっぱりこの子は優人と私の子供だから名前は優愛(ゆい)にした
そして優愛が3才になった頃、新しい人(晃弘)と知り合い、付き合うようになりそのまま結婚した。
そして私の中には晃弘と私の新しい命が生まれた。
今は優愛と病院で順番待ち。
と、その時。
『…愛ちゃん?』
『あっ、優人のお母さん?』
『どうも、お久しぶり。あら、可愛らしいお子さんねぇ。』
『あ、優人ゎ元気にやってます?』
『それがねぇ…』
『…何かあったんですか?』
『…優人はもぅいないのよ…』
『…え?…』
『あ、これ、愛ちゃんに会う事があったら渡してって言われてたから。またどこかで。』
そう言って優人のお母さんは手紙を渡して歩いていった…。
私はゆっくりと手紙を開いた・・・
最初のコメントを投稿しよう!