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こ、ここは・・・・
陽太の目に映ったものは何もない真っ白な世界
前も後ろも上も下も
只、只、真っ白な世界
余りにも何もない世界に陽太は
目が回り吐き気すら覚えた
何処からともなく声が聴こえる
『貴方は選ばれました』
透き通るような
とても、とても綺麗な声
陽太は声の主を探すが何処にも見当たらない
声は続ける
『陽太、貴方は私が貴方の世界に遣わした私の従木が選んで、この世界へ連れて来た人。
私の声が聴こえてくれてますね?』
陽太は
呆然としながら答えるしか無かった
「・・・・・は・・・・・い・・・・・」
声はそれを聞いてまた話だした
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